季節の行事や日本の文化を「知ってほしいな」と思っても、机に向かって教えるのはなかなか難しいものですよね。
我が家では、年中と小学生の子どもたちと一緒に、かるたを使って日本の四季や行事にふれる時間を楽しんでいます。
最初は
「どこまで行事のことを知っているかな?」
「知らなくても楽しめるかな?」
と少し心配でした。
でも実際に遊んでみると、読む・見る・取るというシンプルな動きの中で、自然と会話が生まれ、学びにつながっていくのを感じました。
この記事では、年中・小学生と一緒に遊んでわかった日本の四季かるたの魅力と、家庭で取り入れやすい遊び方をご紹介します。
年中ごろから広がる「時間」の理解
年中ごろになると、「きのう」「きょう」「あした」といった言葉を、少しずつ使い分けられるようになってきました。
園に入ったころは、「きょうあそんだこと」と「きのうのこと」が混ざっていたり、「きのう」を「あした」と言い間違えることもありましたが、年中になるころには、自然と使えるようになっていきました。
同じころから、日付や曜日にも興味を持ち始めます。
園では毎朝、「きょうの日付」「曜日」「一日の予定」をみんなで確認する時間があり、
家でもカレンダーを見て
「きょうは何日?」「何曜日?」「きょうは幼稚園ある?」
と聞かれることが増えてきました。
「きのう・きょう・あした」という今に近い感覚から、少しずつ「月日」へ。
そして次に気になってきたのが、1年の流れや四季でした。
そこで、
こどもの興味をそのまま広げられる遊びとして、
かるたを取り入れてみることにしました。
四季と行事を遊びながら学べる「こども歳時記かるた」
そこで我が家で遊んでみたのが、「こども歳時記かるた」です。
このかるたは、動物たちが日本の四季の行事を楽しんでいる様子が描かれていて、春・夏・秋・冬それぞれの季節の行事や、関連する食べ物・植物が、1枚の絵札の中にたくさん詰まっています。
たとえば、
ひな祭りの菱餅、こどもの日の柏餅、お月見の月見団子。
夏のスイカ、秋の柿や栗など、
季節を感じるモチーフが自然と目に入ってくるのが特徴です。
かるた取りとして遊ぶだけでも十分楽しく、絵を見ているだけで
「おうちにもお雛様あるよ」
「園でスイカ割りして、棒当たったけどスイカ割れなかったんだよね」
と会話が広がっていきました。
また、絵札1枚の中に情報が多いので、まだ行事をよく理解できていない年中の子でも、
「知らなくても楽しめる」「見て感じられる」ところが魅力だと感じました。
◇こども歳時記かるた
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かるた取りだけじゃない!四季・月を意識した遊び方
このかるたは、かるた取りとして遊ぶだけでなく、
四季や月を意識した遊びにも広げることができます。
まずは、四季ごとにカードを分ける遊び。
大きな紙に十字を書き、
「はる」「なつ」「あき」「ふゆ」を時計回りに書いて、
かるたをそれぞれの季節に分けてもらいました。
「これは夏っぽいね」
「これは寒そうだから冬かな?」
と、理由を話しながら分けていくことで、
こどもが何を手がかりに考えているのかがよくわかります。
四季で分けられるようになったら、次は月ごと。
すべての札に具体的な日付が書かれているわけではないので、
まずは
「お正月」「節分」「ひな祭り」「こどもの日」
「七夕」「七五三」「クリスマス」など、
月がはっきりしている行事を一緒に確認しました。
「クリスマスが終わったら、次は何が来るかな?」
「1月になったら、またお正月だね」
そんなやりとりを通して、
1年や四季が繰り返していくことを、遊びの中で感じられたように思います。
行事に興味が広がったら、絵本もおすすめ
「こども歳時記かるた」を編集されている高野紀子さんは、日本の行事をテーマにした絵本も手がけています。
かるたで遊んでいると、
「これってどんな行事?」
「なんでこの食べ物が出てくるの?」
と、こどもから質問が出てくることもありました。
そんなときに一緒に読んだのが、『「和」の行事えほん』です。
春・夏編、秋・冬編の全2冊で、日本の行事や季節の食べもの、暮らしの知恵が、こどもにもわかりやすい言葉と絵で紹介されています。
かるたで「知ったこと」を、絵本で「もう一歩深める」。
遊びから学びへ、自然につなげられる組み合わせだと感じました。
◇おすすめ行事絵本
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まとめ|年末年始の家族時間に、かるたという選択
こども歳時記かるたは、遊びながら日本の四季や行事にふれられる、家庭向けのかるたでした。
年中の子は、絵を見て感じたことや体験の記憶から。
小学生は、行事や季節のつながりを考えながら。
同じかるたでも、年齢に応じた楽しみ方ができるのが印象的でした。
正解を教えなくても、
「これはいつかな?」
「どうしてそう思ったの?」
そんな声かけだけで、こどもの考えが自然と広がっていきます。
年末年始やお休みの日、家でゆっくり過ごす時間に、家族みんなで囲める遊びとして、かるたはとても相性がいいと感じました。
もし、みなさんにも「こどもと一緒に楽しんでいるかるた」があれば、ぜひ教えてくださいね。


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