ゲームで税金を学ぶ|子どもと楽しむタックスダンジョン体験レビュー

雑記

わが子は春休みに入り、おつかいにチャレンジしました。

お買い物をする中で、モノの値段や消費税に興味を持ち始めています。
また、閉店するお店を見つけて「なんでお店しまっちゃうんだろうね?」
とつぶやく場面もありました。

社会や経済について、少しずつ興味が出てきたのかなと感じていました。

春から社会を習い始める小学3年生。
英語や算数と同じように、ゲームで楽しく学べないかと探していたところ、
こんな面白いゲームを見つけました。

親子で楽しく遊びながら、税や街づくりについて学べるタックスダンジョンです。

タックスダンジョンとは

タックス・ダンジョン~税で切り拓く街の未来!盤上の冒険~」は、プレーヤーが新領主となり、魔王の出現によって荒廃した街を復興していくボードゲーム型の学習ゲームです。

税金を使った公共事業で街を立て直しながら、民間事業を発展させたり、冒険者を迎え入れたりして、最終的に魔王討伐を目指します。

一見すると中高生向けの内容に見えますが、難易度が3段階に分かれており、イージーモードであれば小学生や幼児と一緒でも楽しく遊ぶことができました。

各難易度の概要は以下の通りです。

難易度概要所要時間※攻略年数ダンジョンボス
イージー初めての冒険に約 5~10分8年B1F1体
ノーマル本格的な挑戦約10~20分12年B1F,B2F2体
ハード腕試しに挑戦約20~30分15年B1F,B2F,B3F3体

税金の使い道や街づくりの仕組みを、ゲームを通して体験できるのが特徴です。

実際にやってみた

タックスダンジョンをイージーの難易度で、小学2年生の子にプレーしてもらいました。

まず公共事業フェーズでは、土地を開拓して道を作ることに楽しさを感じている様子でした。
開拓の途中で宝箱が見つかることがあり、中の税に関するクイズに正解するとコインがもらえます。ヒントはキャラクターカードに隠されており、楽しみながら調べて答えることができていました。

民間フェーズでは、開拓した土地に自動で建物が建てられるため、「何が建つのかな?」「強い勇者のカード引けるかな」とワクワクしながら見ていました。

ダンジョンフェーズでは、計算式から割り出された行動力や戦闘力によって勇者が自動で進んでいくため、ゲームの流れも分かりやすく、楽しそうに応援していました。

税収フェーズでは、街の発展に応じて税収が増えていく仕組みがあり、「前回よりお金が増えた!」と喜びながら、「次はどこを開拓しようか」と考える様子も見られました。

ランダムで発生するボスの攻撃(災害フェーズ)も災害には「うわーここ建てようと思ったのに」「お金かかる、どうしよう?」と悩みながら進めていました。

ゲームを通して、税金がどのように使われ、街が発展していくのかを自然と理解できると感じました。

学べること

タックスダンジョンでは、ゲームを通して税金の仕組みや使われ方を体験的に学ぶことができます。

まず公共事業では、「茨の除去(土地開拓)」「道路の新設」「建物や道路の除去」「災害対策」などを行い、街を整備していきます。
その後、民間事業によって建物が建てられ、人が住むことで税収が発生する仕組みになっています。

ゲーム内にはさまざまな税が登場し、それぞれ実在の税金をもとに作られています。

  • 土地税   ⇒ 固定資産税
  • ビジネス税 ⇒ 事業税
  • ロバ税   ⇒ 自動車税
  • 鉱物税   ⇒ 鉱区税
  • 宿屋税   ⇒ 宿泊税

このように、ゲーム内の行動と税収が結びついているため、「街を発展させると税収が増える」という流れを自然と理解することができます。

さらに、冒険者や敵キャラクターにも実在の税金がモチーフとして使われており、ゲームを進めながらさまざまな税の種類に触れることができます。

各税には詳細ボタンがあり、実際の税制度についての説明も確認できるため、遊びながら知識を深めることができる点も魅力です。

よかったところ

タックスダンジョンのよかったところは、ゲーム感覚で遊びながら、さまざまな税の種類や仕組みに触れられる点です。

街を開発していく中で自然と税収が増えていくため、「どんな行動が税につながるのか」を体験的に理解することができました。

難しいイメージのある税金についても、かわいいキャラクターとダンジョン攻略のストーリーで楽しく学べる工夫がされていると感じました。

気になるところ

タックスダンジョンは、しっかりとゲームを理解しながら進めようとすると、中学生以上の方がより楽しめる内容だと感じました。

小学生でもイージーモードで楽しむことはできますが、税のクイズの内容まで深く理解するには、少しフォローが必要になる場面もあります。

なお、小学生向けには、同じく東京都主税局にあるゲームに「税発見タックスタウン」「税のタイムトラベルすごろく」もあるため、年齢に合わせて使い分けるのもおすすめです。

まとめ|こんな子におすすめ

タックスダンジョンは、こんな子におすすめです。

・社会やお金のしくみに興味を持ち始めた子
・街づくりやシミュレーションゲームが好きな子
・クイズや調べながら考えることが好きな子

ゲームを通して、「税金がどのように使われているのか」「街がどのように発展していくのか」を体験的に学べるのが大きな魅力です。

少し難しい内容も含まれていますが、親子で一緒に考えながら進めることで、より理解が深まり、学びの時間にもつながると感じました。

遊びながら社会のしくみに触れられる、新しい学びのきっかけとしておすすめできるゲームです。

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