勉強中や食事中、テレビを見るとき、ついつい気になってしまうのが子どもの姿勢です。
わが家でも、「机に顔が近いよ」「足を組まないで」「まっすぐに座って」
と、何度も声をかけていました。
もちろん子どももわざとやっているわけではありません。「分かっている!」「やろうと思ってた!」
そんな状態だったので、親子ともにイライラしてしまうことも増えていきました。
どうにかしたい!と思って見つけたのが、
『おとなになってこまらない マンガで身につく 正しい姿勢で元気な体』です。
マンガ形式で読みやすく、なぜ姿勢が大切なのかを子どもにも分かりやすく説明してくれる本でした。
読み終わった後は、親が一方的に注意するだけではなく、「本に書いてあったね」と親子で話せるようになり、以前より姿勢について前向きに考えられるようになった気がします。
どんな本?
この本は、いつも姿勢を注意されている小学3年生の男の子が主人公です。
ある日、月から来た姿勢のいい女の子と出会い、姿勢があらわす心の状態や、正しい姿勢のもとになる食事・睡眠・日常生活について学びながら、少しずつ姿勢を改善していくストーリーになっています。
本を読む前は、「姿勢の大切さをひたすら説明する内容なのかな?」と思っていました。
ところが実際には、「姿勢は元気のあらわれなんだよ」という話から始まり、元気に過ごすためにはどんな生活が大切なのか、食事や睡眠の話へとつながっていきます。
その後、だらけ姿勢や猫背などの説明があり、最後に姿勢改善の方法が紹介されます。
最初から「その姿勢はダメ!」と指摘するのではなく、生活習慣という根本的な部分から話が進むところが興味深いと感じました。
子どもにとっても、「姿勢を正しなさい」と言われるより、「どうして良い姿勢が大切なのか」を理解しやすい内容だったように思います。
また、この本が含まれる「おとなになってこまらない」シリーズには、
- 整理整頓
- マナーと礼儀
- 自分コントロール
- 友達との付き合い方
- ネットのルールとマナー
- 勉強が楽しくなるコツ
など、大人になってからも役立つテーマがマンガでわかりやすくまとめられています。
「子どもに伝えたいけれど、なかなか伝わらないこと」を親子で一緒に学ぶきっかけになるシリーズだと感じました。
小学三年生が読んだ反応
わが家の小学3年生も実際に読んでみました。
感想を聞いてみると、
「マンガだから読みやすくて面白い!」
というだけでなく、
「体験できるコラムが楽しい!」
という反応でした。
特に気に入っていたのが、「できそうでできない体のフシギ」というコラムです。
実際にやってみると、本当に思ったようにできず、人の体の不思議を感じられる内容になっていました。
また、「筋肉感覚ゲーム」という、目をつぶった状態で両手の人差し指をまっすぐ合わせられるか試すゲームもお気に入りでした。
本の中では元気度の目安として紹介されているのですが、わが家では読み終わった後も、
「できた!」
「今日は調子が悪いかも」
と、バロメーターのように使っています。
姿勢についての本というと少しかたそうな印象がありますが、マンガだけでなく実際に体を動かしながら読める工夫があるので、最後まで楽しく読むことができたようです。
親が感じたよかったところ
親として一番よかったと感じたのは、「姿勢は元気な心と体のもとなんだよ」という考え方を、子どもにも分かりやすく伝えてくれるところです。
姿勢というと、「見た目をよくするためのもの」と思われがちですが、私はそれだけではないと思っています。
毎日の生活や学校生活、勉強など、どんな場面でも姿勢が整っていると、体への負担が少なくなり、気持ちも前向きになりやすい。長い目で見れば、大人になってからも役立つ大切な習慣の一つだと感じています。
ただ、その理由を子どもに説明するのは意外と難しく、「姿勢をよくしなさい」と注意するだけでは、なかなか伝わりません。
この本は、姿勢の大切さを頭ごなしに教えるのではなく、「どうして良い姿勢が大切なのか」をマンガを通して自然に理解できるように作られています。
主人公も同じ小学3年生で、姿勢をよく注意される男の子です。
だからこそ、わが子も自分と重ね合わせながら読み進められたように感じました。
まとめ
『おとなになってこまらない マンガで身につく 正しい姿勢で元気な体』は、姿勢の直し方を教えるだけでなく、「どうして姿勢が大切なのか」を子ども自身が理解できる一冊でした。
わが家では、「姿勢を正して!」と注意するだけの毎日から、「本に書いてあったね」と親子で話し合えるようになり、以前より前向きに姿勢について考えられるようになったと感じています。
こんなご家庭に特におすすめです。
- 子どもの姿勢が気になって、つい何度も注意してしまう
- 注意しても「分かってる!」で終わってしまう
- 勉強や食事の姿勢を親子で見直したい
- 子ども自身に姿勢の大切さを理解してほしい
親が何度も伝えるより、本だからこそ伝わることがあります。
「親が何度言っても伝わらない…」と悩んでいる方は、一度親子で読んでみてはいかがでしょうか。

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